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2011年06月30日

モータースポーツ&電動レーシングカート モータースポーツ界を越えたビジネスの天才


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モータースポーツは体力、運転技術、技術開発力、等々の様々な要素を取り入れて競い合うが、当然に、心理の読み合いもこれに含まれてくる。

モータースポーツ・ビジネスの例で近い過去に興味深い事例があった。

F1ビジネスと言えば必ずその名が出て来る、バーニー・エクレストン氏。

彼が暴行事件に巻き込まれ、大きな怪我を負わされた。

その彼は、その直後に時計メーカーに自らの姿を「商品」として売り込んだ。

時計メーカーは結果的にその申し入れを受け入れ、時計のセールス・ポスターに腫れ上がったバーニー・エクレストン氏の顔と時計を並べた。

この時セールスした時計は、ポスターの効果によるものかは判らないが、とにかく売れたらしい。

購買に繋がる心理的作用という面でも興味深い。

もちろん、売り込んだバーニー・エクレストン氏の心理、時計メーカーの心理も、私ごときの発想力ではとても想像がつかない。

正直なところ、先にゴールしたいと競い合っている最中のモータースポーツ心理は、比較的想像がつきやすいし、トッププロ・ドライバー達の生の競い合いの中での心理は理解できなくても、その後暫く回顧しているうちに、何となくでも「・・・と考えたのかなぁ・・・?」と想像できる。

しかし、モータースポーツ・ビジネスの総元締めとも言えるバーニー・エクレストン氏の考えは未だに「筋立てて」その結果に結び付けられない。

私が金銭的に余裕があったとして、氏の膨れ上がった表情が写ったポスターの横にある時計を購入するとしたら、その動機は何だろうか?

同情?ザマぁ見ろという記念?

正直に言って、このポスターの印象は、その商品を見るたびに強烈に思い起こされそうな気がする。

本人は隠すことなくその傷を売り物にしているから、私が氏の近しい友人だったとしたら、「ほら、この時計買ってあげたよ♪」と話の種にする可能性が無いとは言わない。

しかし、それでも「心配」が先立ってしまって、そんなセールスなんてするんじゃないよ…と苦言を呈する気持ちの方がまだ強いだろうと思う。

また、氏に強く反対意識を持つ「冷酷」な人間だったとしても、氏の痛々しい表情を見ることは仮に満足したとしても、手柄のように時計を購入するなどしないと思う。

表立ってそれを標榜することが人間的にどうかしているとも思うからだ。

しかし、時計は結局「売れた」そうだ。

私が氏の立場であったとしたら、インパクトを与えることには成功するとは思ったかもしれない。

が、氏のように「タフな時計」というイメージを与えるポスターを意図したとして、購買行動を誘引できるとは思えなかっただろう。

それでも、「多様な価値観を持つ時代、きっと興味を持つ顧客は居るはずだ」と思えるような行動に出た氏には、ビジネスに対するメリットにどんな「根拠」を浮かび上がらせたのだろう?

時計メーカーもその提案を結果的に受け入れた。

時計メーカーなりにも何かしらの「ビジネス的発想」が根拠を伴って浮かび上がったと思う。

しかし、バーニー・エクレストン氏の説得力無しには、その発想すら思いつかなかったはずだ。

世の中には天才がいる。

傷だらけの表情のポスターがなければもっと売れたという可能性もあるが、そのあたりは正直判らない。

モータースポーツ関係者以外には「何なんだ?」というポスターでもあったはずだ。

が、結果を示された以上、そこには何らかの学ぶべきヒントがあると思う。

頭を抱えてしまう(笑。




posted by papacchi at 19:49| Comment(0) | 8.活動費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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