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ここのところ電動レーシングカートの検討よりもアイデアグッズの検討が先行しています。
先行しているとは言っても、事業化に結び付く成果を上げている訳ではありませんが。
アイデアグッズを検討していても、技術的な実現性に意識が偏ってしまいがちですが、ある程度見通しが立った時点で人の意見を聞くチャンスがあると大きな後押しを得ることがあります。
具体的な技術がどうこうという話はせずに、「こんな時に不便に思わない?」と話をするわけです。
開発品のニーズにもよるのですが、私の場合は奥様に聞いています。
「思う、思う♪」と話にのって来た場合は、そのニーズは日頃から苦労しているケースが多いと判断しても良いようです。
そして、「こうやったらさ・・・」とファンクション(機能)だけを紹介するわけです。
このときに、「な〜るほど♪」と言ってもらえると、そのニーズに対する解決のアプローチ方向が比較的望ましいものだと判断できるようです。
もちろん「そんなの欲しがるかなぁ・・・」と言われたものでもメーカーさんには好評だったりする物もあるので絶対ではありません。
ただ、奥様でもメーカーさんでも、結局「なるほど!」と言ってもらえないと、その先はあまり期待できないと思います。
少数派意見かもしれませんが、ユーザー代表、メーカー代表のそれぞれの印象ですからね。
ここで少し振り返って考えると、自分自身でも技術的実現性に偏りすぎていると感じていることに気付くことが多いです。
今日は珍しく試作の目途が立っていない2つのニーズとそのアプローチ方法について、奥様に披露してみました。
珍しく2つとも、「なるほど!」と手を打ってくれました。
このねたはふたつともウェブで拾ってきたもので、そのうちの一つについては私自身はあまり不便を感じる機会もなかったのですが、主婦にはとても不便に感じていたモノのようです。
しかも、奥様がいつもどうしているかという「裏技」まで教えてくれました。
私には出来ないような器用なワザを身に着ける必要があるということです。
ここまで不便だというなら、是非とも試作まで実現したい!と、気持ちも前に向かいます。
アイデアグッズですのでなかなか周囲に意見を聞きにくいところはありますが、身内と良く話すだけでも大きな収穫が得られると思います。
バロメーターは「なるほど!」です。
電動レーシングカートのコンセプトでも、「なるほど!」と言ってもらえるような解を見出したいものです。