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2009年10月06日

モータースポーツ&電動レーシングカート 多摩テック閉園とモータースポーツ

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先日、多摩テック閉園のニュースが話題を集めた。

簡単に歴史を調べてみると、1961年に本田技研工業が系列のモータースポーツセンターとしてオープンした「オートバイ向け」の施設だったようだ。

初代所長には、ロードレース世界選手権の250ccクラスで日本人初の優勝を遂げた早々の高橋国光氏が就任していたという。

その後、1960年代中盤頃からモビリティを中心とした遊園地へと変遷して行ったようだ。

ちなみに、遊園地化する前の多摩テックで遊具として開発されたZ100多摩テックモンキーが、1967年に公道向け2輪としてリリースされた歴史もある。

今回の閉園の理由は、多摩テックの理念を鈴鹿、茂木で展開するというホンダ側発表があるのみだが、近時の不況、ホンダ本体の経営不振、多摩テックの収益不振が囁かれている。

特に多摩テックの収益不振に関しては「決して集客が衰えていたとは思えない」等々の意見もあったようだが、少子化の影響を累積してきた傾向も否めないようだ。

特に最近の多摩テックはプッチタウン構想を柱に、幼児、小児向けのアトラクションが多く、大人向けの面では手薄になっていた感がある。

よみうりランドでも、キッズ向けのカートスクールなどが一時期話題を集めていたが、現在は鳴りを潜めてしまった。

原因が何処にあるかは定かではないが、EVレーシングカートをベースにしたモータースポーツ活動を普及させたいと考えている本サイトとしては、原因分析は是非にもしておかなければならない課題だと考えている。

決して少なくない極論として「車社会の終焉」という言葉が、数多くのブログでも使われている。

実際、テレビのニュースや自動車販売の伸び悩みに関する論説などに目をやると、若者のクルマ保有率が低下傾向を維持していることは注目に値する。

一側面だけで短絡的な判断をするつもりは無いが、この20年近くで、スポーツカーやRVのようなカテゴリー車を見かける機会が減ったのは肌でも感じる。

多摩テックはマイクロソフトよりも先んじて「未来の種をまく」コンセプトで、将来の自動車ユーザーたる子供達に「実体験」を重視したモビリティ文化との接点を与え続けてきたと思う。

特に一時期は多摩テックのアトラクションの多くがエンジン付きで「能動的」に動かせた。

が、人々が娯楽を求めるとともに「受動的」アトラクションへのシフトが続き、最近のプッチタウン構想になって再び幼児向けではあるが「能動的」機種へと再帰しつつある。

この世代が将来、再びモータリゼーションの普及牽引を担うのか?

これは正直なところ怪しいと感じている。

少なくとも地域によって温度差が極端にあるだろうとは予測できる。

また、現在の自動車開発では環境、安全の視点から「自動制御」技術に対する積極的な開発が加速的に進んでいる。

メーカーだけでなく国家プロジェクトとしても、少なくとも幹線インフラにおいて「自動運転」をより強力に導入しようとすることは想像に難くない。

そんな中でEVレーシングカートを普及せしめる動機は何処に見出されるのだろうか?

以前にも触れたが、野球のキャッチボールのようなモータースポーツへの入り口が無いと感じている。

そして、そこには大人と子供・・・いや、親子で対等に刺激しあう場所が無いと感じている。

モータースポーツは性別、年齢に関わりなく、「対等に競い合える」数少ないスポーツの一つだと信じている。

極論かもしれないが、自分の体を支えることさえ出来ればいいのだ。

もちろん経験値の差は大きな優位性を持たせるだろう。

だが、スポーツなのだからそれはいたし方が無い。

そして、その経験値を埋め、それを追い抜こうとする意欲を、最初に両親、兄弟、友人、といった身近な人間に向ける機会を得たらなら、急速に興味を増し、取り組む姿勢も大きく変貌を遂げるだろう。

これはモータースポーツに限ったことではなく、他のスポーツを通しても皆さんが過去に経験し、また感じてきたことだと思う。

「身近なライバル」から刺激を受け、競い合う手軽な環境づくり。

これが僕が作り上げたいEVレーシングカートのフィールドだ。

その先は現状のエンジンカートで本格的にステップアップしていくのも良い。

あるいは、EVカート自体も成長してFIAの計画よりも早くEVフォーミュラ世界格式のモータースポーツ・イベントを立ち上げて、そこへと送り出して行っても良いだろう(まあ、これは容易なことではないが・・・)。

多摩テックの開設理念は、結果的に現在の日本のモータリゼーションを支え、ワールドチャンピオンこそ輩出出来ていないけれどもモータースポーツを日本に根付かせたと思っている。

「ちょっとキャッチボールしてくるね!」、「○○君たちと野球してくる!」、「2組とサッカーの試合してくるから!」と家を飛び出していく子供達のように、
「ちょっと走ってくる!」、「パパと夕方待ち合わせて走るんだ!」というような光景が見られるように、モータースポーツを身近にしてみたい。

これはモータリゼーションの普及とは独立した視点で良いと思っている。

個人的にも、公道を走るのはとても疲れる。

最近では車内に畳が敷いてあって、眠ってても目的地についてくれた方が有り難いとさえ思うようになっている(笑。

純粋にスポーツとして楽しみたい。僕自身がそう思っている。

走り屋と小学生の本気バトル、プロ・レーサーと子供達のデッドヒート。

子供と対等に話せるスポーツ。お互い負けるものかと、本気で刺激し合えるスポーツ。

特別な用意をすることなく、すぐに始められる交流の場として、具現化できた暁には面白い光景が待っていると期待している。


posted by papacchi at 22:44| Comment(0) | 4.電動レーシングカート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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