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2008年06月30日

モータースポーツ&電動レーシングカート 保身と責任

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 レースにエントリーしたり練習走行をする際に、レース主催者へ提出する申請書やサーキットからのレシートには「死亡事故等の責任を主催者(あるいはサーキット)へ問うことはしません。」といった誓約が記載されていることに気付くと思います。

 ドライバーは、これに了解することでレース参加や練習走行が許可されることになります。

 これはモータースポーツだけで行われているものではないと思いますが、私自身が初めてこの重大な記載に触れたのは小学生の頃にエントリーしたスキーの大会の時でした。

 エントリー申請書を大会本部から貰って来て、自分で記載していた時です。

 それまでは両親に書いてもらって提出していたのですが、自分で初めてその書類をよく読んだのがこの時でした。

 「死亡」の文言に、それまで怖いと思ったことの無いスキーに大きな危険を初めて感じたものです。

 そして、自分のしていることが社会的にも重大な影響を与える可能性があると理解しただけでなく、それまで以上にその競技を誇らしく思いました。

 大人社会に仲間入りできたような誇らしさを感じ、をさらに真剣に取り組もうという気持ちに変化したのを覚えています。



 最近、米国訴訟社会をうわべから見ただけの「偏重」的なサルマネが、日本で見られるようになりました。

 特にPL法を盾にしたメーカーへの責任追及は政府も巻き込んでいる(政府が主導している)風潮でもあります。

 正直なところ、使い方を誤ったケースが大半でありながら、事故の可能性が残っていてはいけないという論調でメーカー責任を問う例が多すぎます。

 

 明らかに瑕疵のある製品、常識を逸した不安全な製品が堂々と日の目を見ることのないように、事前に食い止めるのが本来の社会的要求だったと思います。

 ところが悪法なのか、法の解釈を誤ったのか、極論すれば「原子力開発」が「原爆」開発につながったのだから、原子力開発をした者は責任を取ってくれ!と言わんばかりの論調でメーカーを攻め立てます。

 個人攻撃等をする気はありませんが、自動ドアにはさまれて死亡した例や、エレベーターに自転車のまま乗り入れてはさまれて死亡した例、エスカレーターで昇る最中に壁に首を挟まれて死亡する例、ガスコンロのノブが作動しやすくガス漏れ事故につながった例、等々はユーザー側にも大きな反省点がありました。



 これらの事故を踏まえ、社会的に改善活動に出ることは素晴らしいことだと思います。



 ただ、良く話を聞いているとそうでもない。特にメディアは先述の原発的論調を平気で発し、視聴者を唖然とさせる例が増えています。

 事故が起きたのは、機器の危険性を理解できなかったユーザーの利用方法。

 どんなに便利な道具や機器でも扱い方を誤れば怪我をする。

 こんな当たり前のことを「当たり前では無いのだ!」と口に出せてしまう人間が増えている。

 大切なわが身や、子ども達のことを思うなら、事故が起きる前に「保身」する術を学び、そして教授すべきです。

 事故責任を問うことが「弔い」意識に根付いているように伝わって来るのが不思議でならない。



 私は、保護者責任、特に親権所有者や後見人等の資格所有者に対する保護者責任の明確な規定が必要な時代になってしまったのだろうか・・・という、一抹の不安さえ感じています。

 我が子の身を守るどころか、自分の身も守れない人間が増えていることに不安を感じているんです。



 安全な社会を作り上げること。これは諸手を挙げて賛成・協力したい。

 ですが、保護者責任を果たしていない人間のために、法を歪曲して活用するのには反対です。

 「民法」の最初にも有名な文言が記されています。

         権利ノ濫用ハ之ヲ許サス

 社会責任や私人間の責任は、被害者自身が充分に注意義務を果たしていたからこそ初めて問えるのです。



 モータースポーツは危険を伴うことは明らかです。

 だからこそ、ジュニアであろうと一個の責任あるドライバーとして練習やレースに参加しなければなりません。

 子どもだから、知らなかったから・・・巻き添えを食らう他のドライバーには通用しない言い訳です。

 お互いに励ましあい、尊重しあい、そして切磋琢磨していくスポーツなのです。ご両親も、お子さんも、常に真剣に学ぶ姿勢を持つこと、そして伝授していく姿勢を持つことが要求されます。

 「保身」は生きているあなたやお子さんの身を不当なトラブルから守ること。死んでから他人を責めることではありません。

 生きている間に、あなた自身とお子さんの為に「責任」を果たす方がよっぽど幸せでは無いですか。

 そして、この「保身」を続けることで、周囲にいる仲間達の安全も高めることが出来るのです。

 

 最後に好例を。

 ゴルフの「坂田信弘プロ」のジュニアスクールでは、初めてクラブを握らせる前にコーチが生徒の頭をゴルフクラブのヘッドで小突くそうです。

 「小突いただけでも痛いだろ?これを人の傍で振り回したらどうなるか判ったな?」

 非常に大切なレッスンだと思っています。





posted by papacchi at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 3.モータースポーツと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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